勇者召喚された高校生の星宮玲央には、大きな悩みがあった。それは、一緒に召喚された妹、星宮ありすのチートスキルが「オナホ」だったからだ。
オナホ従者……その役目は、食事作りに戦闘補助……そして、チンポの性処理にまで及ぶ。
大切な妹にそんな事、
出来る訳ない。あくまで兄として、妹と暮らしていきたい。
玲央はそう、願っていたのだが……
「ありす、もっともっと、おにいさまのおちんちんが欲しいの♡」
「ほら、おにいさま♡……ここだよ、ここ♡♡ ありすの子供おまんこ、もうこんなにぐちゃくちゃになってるでしょ♡」
ありすは、兄である玲央を本気で愛する、筋金入りのブラコン。
オナホ従者の役目をノリノリで受け入れ、兄を激しく誘惑していくのだ。
「イチャラブエッチも好きだけど、さ。ありす、ペットや性奴隷になりたいの♡ あ~あ。ありす、おにいさまに思いっきり、イジメられたいなぁ♡」
しかも、マゾ願望まで秘めており、激しく乱暴に……まるで、本物のオナホを扱うようなセックスがお望みの様子。
果たして玲央は、兄としての矜持を守り切れるのだろうか……。
血の繋がった実の兄妹が繰り広げるインモラル異世界物語となっております。
こちらの作品は、pixivにも掲載されています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 00:02:37
34430文字
会話率:25%
平凡な男子高校生であった天海ユウトは、ひょんなことから死亡し、異世界に転生した。
漫画やラノベでよくある異世界転生に胸を膨らませるも、そのファンタジー世界は魔王軍に敗けまくり、暴力の支配するロクでもない世紀末ヒャッハー世界だった。
それ故な
のか、強く優しいというだけで、彼は三人の美女に愛され、ハーレムパーティーを築く。だが、その一人であるエルフ娘のシンシアとだけは、エッチ出来ていなかった。
彼女もまたユウトのハーレムに入るのは時間の問題であったのだが、シンシアは他の娘と違い、少々独占欲の強い傾向があり……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-18 00:00:00
12994文字
会話率:34%
生まれながらにして、天賦の才に恵まれた少女勇者アルルは、仲間も連れず、たった一人の力で、魔王軍を滅ぼした。
力に溺れ、自身が無敵だと信じて疑わないアルルは、とある王国の依頼で古代遺跡に住み着いた魔族の討伐を依頼される。
いつもの如く、軽々と
討滅して帰ろうと余裕ぶっているアルルであったが、魔族が戯れに仕掛けた淫毒の罠によって、性感の炎を呼び起こされてしまう。
火照る体をなだめつつ、どうにか討伐対象までたどり着いた彼女であったのだが、開発されしきった体では、いつもの力が出せる訳も無く……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-03 00:00:00
13634文字
会話率:31%
40歳で仕事をリタイアした魔術師のヨハネスは、新しい生活のお供にと念願だった犬を飼うことにした。
疲れきっていたヨハネスは、犬との生活で穏やかな時間を過ごし健康を取り戻していくーーー徐々に性欲も戻ってきてしまいこっそり処理をしていたら、愛犬
の様子がおかしくなってきた。
犬だと思いきや獣人だった(年下攻)×人生に疲れた美中年のBL短編です。
ふんわりファンタジー設定。
※印は性描写アリ
アルファポリスさんにも投稿しています。
お気に入り、いいね、誤字報告、ありがたいです。
わー!沢山のアクセス恐縮です!
4/19日間5位、4/20日間3位ありがとうございます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 20:00:00
33461文字
会話率:43%
「どんな声を出してもいい。もっと感じていい。お前は──自由にしていい」
身代わり花嫁と魔物のR18ダークファンタジー。「退魔師」を請け負う貴族・エルベ家に生まれた双子の姉リュヌ。彼女が生まれる前、魔物討伐に失敗した父は「黒髪で生まれてくる女
児」を捧げる契約をして生き延びる。17歳になったリュヌは、「魔物」との契約を果たすため、正体もわからない男の元へ嫁いでいく。
秘密を抱え嫁いだ相手は、破格の美貌を持つルーカス・スリジエ侯爵だった。自らを「〝ヴァンパイア〟とも違う」と語る侯爵にも出生の秘密があるらしい。ふたりは身体を重ねるうちに互いの孤独に気づく。
枯れない桜と赤い薔薇に囲まれた邸宅で、ふたりの心と体は繋がったり離れたり。
ダークな世界観ですが幕引きは幸せに。
流血表現あり。虫や蝙蝠も出てきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 22:15:47
79701文字
会話率:46%
最後の一線を越えることなく、初めての朝を迎えるリュヌ。
スリジエ侯爵との会話から彼の素性が少しずつ分かってきます。
メイドのマーテルと打ち解け、豪奢な屋敷で新しい生活が始まります。
最終更新:2024-03-21 21:43:44
6961文字
会話率:46%
男が魔法を使い、女は魔法を使う代償となる魔毒を性交渉で浄化する男尊女卑な異世界へトリップしてしまった、日本人社畜女子の妹尾円香(せのお まどか)は、トリップ直後に獣に襲われていた所、天使のような美少年ライナスに浄化(性交渉)を条件に助けられ
保護される。
しくじったら肉便器ルート確定の厳しめな異世界で、浄化と引き替えに自分を守ってくれる魔法使い(イケメン)を複数探しながら、本人なりに頑張るお話。
チョロいですが、自分で物を考えるタイプのヒロインです。お相手は全員で5人。みんなタイプの違う美形です。現在、後編を執筆中。伏線回収していきます。残酷描写、戦闘描写あり、エロは多め、スケールが大きめの話です。
ハピエン予定。
本編で軽めの複数プレイ予定。設定上、肉体関係から始まる逆ハーです。1話あたりの文字数多め。
愛は皆んな重めで、後半になるにつれてヤンデレ気味です。
エロいなろう小説なお話。(♡等はなし。文字表現のみ、ちょっと文学チックかもしれません)。性描写のあるお話はタイトルに*を付けています。背後注意。
現在、不定期更新中。
短編『爛れた日々とさよならしたい』と同じ世界設定です。
※感想・レビューは現在受付停止中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 23:26:45
1153284文字
会話率:40%
酔っ払って薬屋を訪れた竜人の女戦士のレニは、顔見知りの堅物薬師ヴィンに、ある『賭け』を提案する。
果たしてどちらが勝つのか。
『紅い騎士の炎、紫の魔女の抱擁』番外編。
完全に男受け、女性優位な内容となりますのでご注意ください。
本編を読
まなくても理解できる内容になっていますが、ネタバレが少しあることをご理解ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 07:57:02
5049文字
会話率:37%
悪党の子分でいるのはもう飽きた。
そう思って、僕は金になりそうなお宝を盗み出し、海賊船を抜け出した。世界有数の交易拠点、海峡都市ステノポリスに逃げ込んだ僕は、お宝を金に換えて武器を買い、女を買って童貞を捨てた。そうして、金儲けの手を考えてい
ると、ステノポリスを治める大公と契約していた傭兵隊長が裏切り、公女を連れ去ったという。公女を助ければ、金も名誉も思いのまま。おあつらえ向きの状況だ。ようし、反逆傭兵隊長を殺して公女さまを救って嫁にもらい、手っ取り早くのし上がってやろうじゃないか! ついでにいい女がいたら、どんどん抱いていこう!
そう言ったノリで進んで行く、地味目・対人暴力多めの戦記よりファンタジーです。エロは3話からです。エロシーンのある話には、サブタイトルの末尾に「☆エロあり☆」とつけています。選択肢のある話には、サブタイトルの末尾に「†選択肢あり†」とつけています。選択肢は発表後72時間とちょいで最も多かったものに決定されます。
ヒロイン紹介
イーディア:栗色ショートヘア琥珀瞳10代普通乳小尻美少女娼婦。身長は主人公と同じくらい。
ティーエ:赤髪ロング緑瞳20代貧乳巨尻美女漁師の元嫁。身長は主人公より頭一つ分大きい。
リトメニヤ:金髪ロング青瞳10代巨乳巨尻ふええ系巨人美少女。身長は主人公の2倍くらい。
モルギリエル:黒髪ロング灰瞳見た目20歳前後巨乳巨尻淫乱美人エルフ王女。身長は主人公より頭一つ分大きい。(可変)
エウレーネ:色白金髪ロング緑瞳20代長身巨乳巨尻美人処女むっつりスケベ公女。身長は主人公より頭一つ分弱大きい。
クセニヤ:黒髪ロング青瞳10代前半貧乳小尻解放奴隷美少女。身長は主人公より頭一つ分ちいさい。
ルーウェン:赤髪ロング青瞳10歳未満無乳小尻歌手乞食美幼女。身長は主人公よりだいぶちいさい。
「挿絵あり」と表示されておりますが、話の説明のために手作りの地図を入れただけであり、エロシーンを表すものではないことを予めお断りしておきます。
※令和3年5月21日、変則的な順序で掲載された直近6話を、時系列順に並べ直しました※
※令和5年9月30日、ダッシュエックス文庫「オトナの小説大賞」応募のためキーワードとあらすじを一部変更しました※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 23:51:47
737266文字
会話率:30%
魔術師の弟子×誘い受け師匠。年下攻め、ラブコメディ。
有名魔術師のシャールに押しかけ弟子入りしたエスターは、最近、無防備な師匠にイライラどきどきしていた。
ある日、知り合いの魔術師から惚れ薬を渡され、使ってみろとけしかけられたたエスターだが
……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 22:20:00
17695文字
会話率:52%
前世の記憶のある魔法使いの少女は、ある日仲間と共に魔王と対峙するが、魔王の実力に圧倒される。仲間が逃げ、置いてきぼりにされた魔法使い。彼女は魔王によって魔王城へと連れ去られる。
殺されるかと思いきや、魔王は魔法使いをベッドに運び……。
前
世でもこの世界でもろくな事がなかった魔法使いのエッチなラブストーリー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 20:21:54
10032文字
会話率:49%
バニーガールとして、慣れないカジノでのお仕事に励む没落令嬢のマノン。ある日マノンは、時折カジノに来る危険な香りのする男、ジェレミオにお酒を浴びせてしまった。着替えのために連れ込まれた彼の部屋で、えっちなことをされてしまうだけの話。
◆pix
ivにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-11 20:00:00
9791文字
会話率:55%
羞恥系の被虐趣味があるメイド・ジュリエットは、自身の仕える侯爵家の長男・アルフォンスと性的な主従関係を結んでいた。しかしアルフォンスの婚約の話が進み、主従解消の気配がする。そんな中、ちょっとした事故がきっかけで二人の淫靡な関係が周囲に知れ渡
ってしまうこととなり……。
◆pixivにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-21 19:00:00
12702文字
会話率:49%
「誘惑しに来たのはそっちでしょ?」
「誘惑。できてる?」
【第一部完結】
無口な魔女ヘザーは、家族同然の青年アルヴィンとふたりで、小さな村を守りながら暮らしている。
アルヴィンは魔女の護衛であると同時に、衣食住すべての管理を支えていた。
食――魔女のごはんは、アルヴィンの精気。魔女になった16歳の時から、ヘザーは弟のように育ったアルヴィンを自ら興奮させることで魔力を維持している。
彼には幸せになってもらいたい。ぼんやりとそう考えるヘザーは、アルヴィンがまさか、自分にずっと想いを寄せていることなど気付きもしていない。
一方、アルヴィンにも一歩踏み出せない理由、過去の悔恨があった。
村人の皆さんが(生)暖かく見守る、すれ違いのもだもだ同居生活。そこに次々と膠着した二人を引っ掻き回す存在が現れて……。
※エロは少なめ、☆をつけています。
※本番は後半。
※外伝の一部を本編に移植中です。第二部準備中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 17:31:25
105019文字
会話率:38%
「人間の血や、獣の臓物を食べる化け物を好きになる無垢で愚かな女の子が居るのは、おとぎ話の中だけなんだよ、世間知らずのお嬢さん」
村に居場所がなくなったため、決死の覚悟で『人食い城』と呼ばれる古城まで出かけた村娘ニア。血を飲ませてあげる代
わりにここで寝泊まりさせてくれと娘は吸血鬼に頼んだ。断られるかと思ったが、美しい男の姿をした吸血鬼はニアを泊めることにする。
しかし、血を啜る者と寝床を求める者の関係はある日突然、急変し……。
初めてを吸血鬼とした娘が、二度目のセックスを吸血鬼の男性とするだけの掌編小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-08 04:16:51
4598文字
会話率:60%
竜王の世代を超えて紡がれる番探しの物語。
最終更新:2024-04-06 18:06:40
7641文字
会話率:34%
魔力が原因で男性がほとんどいない世界で、主人公の楠木蒼が色々な女性と関係を結んでいく話。
基本的に純愛モノ、ご都合主義
最終更新:2024-04-06 07:58:29
3110文字
会話率:12%
男勝りな女冒険者・カマラーダと、寡黙で堅物な男冒険者・ソキウスは、ある時、突然変異をしたという下級魔物“ルカルコル”の調査依頼を請ける。易い仕事だと高を括っていたカマラーダだったが、討伐の最中、ソキウスが自分を庇って毒を受けてしまい……
※短編ですが、文字数が多いため複数ページに分けて投稿しています。
※タイトル横に「*」が付いているページが性的な描写がある箇所です。
【修正履歴】
2024.05.10 章を作成/章作成に伴うタイトルの一部変更/本文の前後に改行を追加
2024.04.17 11ページ目の報告書に続く媚薬の記述を削除/文章が抜けている部分を加筆修正しました。申し訳ありません。
2024.04.01 3ページの魔物討伐時の描写がややグロテスクなため、「残酷な描写あり」にチェックを入れました(これ以外のページに該当箇所はありません)。
2024.03.31 リンクがクリックしづらいため、各ページにタイトルを追加しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 01:30:42
29043文字
会話率:26%
20世紀初頭。煙霧、吸血鬼、そして〝死に至らぬ病〟が蔓延しつつある霧の町。
その裏で、人知れず吸血鬼と葬儀屋の戦いが行われていた。
処女のまま、吸血鬼に体を弄ばれる〝寄せ餌〟の少女・クラリス。
少女を囮に、吸血鬼を殲滅せんと戦う〝葬儀屋〟
の男・アルバート。
二人の旅路に待ち受ける結末とは。
中編・全20話予定。
【修正履歴】
2024/04/01 場面転換時の記号の再変更(第1話Ⅰ・第2話Ⅳ)
2023/09/06 章題横のハイフンの削除/場面転換時の記号の変更
2023/07/22 あらすじ内の人名を修正
*外部サイトで公開中の作品を、タイトルの一部・人名を除く設定を大幅に変更し、一から執筆しなおした作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-30 20:00:00
16881文字
会話率:16%
君は僕のたからもの。だから、……僕は君に嘘をつく。
光神ユーウィスの拓きし国ルクウンジュ。
ルクウンジュ王都に住むメールソー・ラウールとリオンヌ・オリヴィエは、サン・ポワティエ学院幼年部時代からの同級生だった。
メールソー子爵家
当主のラウールはメールソー商会の若き社長として世に知られ、オリヴィエはその彼を支える良き補佐役だ。
けれど彼らの間には世間には知られていない絆があった。
ある出来事をきっかけに、彼らは自分たちの『嘘』のために膠着してしまったその絆を見つめ直す。
※2020年10月
第一話、第二話を改稿版に差替えしました。旧版については、『付録』という形で残しています。
※2020年12月23日
第五話第一章の公開を開始しました。
本編全5話+番外編の予定。
第一話 秋の夜会を君と(オリヴィエ(攻)視点。ラウール34歳、オリヴィエ35歳)
第二話 春の日に君と秘密を(オリヴィエ(攻)視点。ラウール、オリヴィエ中学二年生)
第三話 冬の季節の、君の贈り物(オリヴィエ(攻)視点。ラウール、オリヴィエ高校三年生)
第四話 夏の嵐が、貴方達の嘘を(ギュスターヴ(ラウールの弟)視点。一話の約一ヶ月前)
第五話 リラの下で君と踊る(ラウール(受)&その他視点。ラウール誕生時〜一話の約八ヶ月後)
(カッコ内は各話の視点と、時系列の目安です)
※エブリスタにも掲載の作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 16:00:00
428753文字
会話率:25%
「いつか、林檎の花を」の番外編をまとめました。
本編では性描写を入れる予定はないのですが、番外編では書いていきます。
いや、本当は書きたいのですけど、本編にそれをいれると軸足がぶれてしまうので、苦渋の策であります。
Twitterなどで
公開した短編などもぼちぼちと公開してまいります。
※エブリスタにも掲載の作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-18 16:00:00
28847文字
会話率:23%
スノウは貴族の子息でありながら、しょっちゅう家出を繰り返していた。
理由は、実家の居心地が悪いからである。
父母が不在の家は、元家令で今は義兄であるグリンバルドが実権を握っている。
隻眼でありながら婦女子を虜にするほどの美貌、加えて有能。ス
ノウはそんなグリンバルドが苦手だった。
忌まわしい過去の思い出をふりきるように、森の奥にある七人姉妹が住まう屋敷へと通う日々。
そうやって現実から逃げ回るスノウだったが……
白雪姫をもとに創作したBL小説サスペンス風味です
※少々残酷な描写が入りますのでご注意ください
全17話 毎日更新予定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-04 21:00:00
52719文字
会話率:51%
とある港町に住む処刑人のマレクの前に現われた、奇妙な男。
一夜限りの逢瀬を楽しむつもりで招き入れたその男は、満月のたびに姿を現すようになる。
同じ頃、処刑場の傍の海にシャチが出没するようになる。崖から投げ落とした罪人の死体を攫ってゆくその生
き物の背びれには、男とそっくりな傷があり──。
少しダークな、人魚×人間のファンタジーです。
「春の短編祭」に参加中。2024年度テーマは「ふたりの関係性」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 21:22:24
24637文字
会話率:37%
◆◇謎に包まれた吸血鬼×生真面目な人狼◇◆
《あらすじ》ある人狼に追われる年経た吸血鬼ヴェルギル。退廃的な生活を送ってはいたけれど、人外の〈協定〉の守護者である、人狼達の〈クラン〉に追われるほどの罪は犯していないはずだった。
ついに追い
詰められたヴェルギルは、自分を殺そうとする人狼クヴァルドの美しさに思わず見とれてしまう。鋭い爪が首に食い込むのを感じながら、ヴェルギルは襲撃者が呟くのを聞いた。
「やっと……やっと追い詰めた」
その声に祈りを連想したのは、頭をひどく打ったからだろうか──。
だが、彼の望みは想い人の復讐だった。
「人違いだ」と説明するも耳を貸さないクヴァルドに捉えられ、人狼の本拠地へと連行されるヴェルギル。そして天敵同士である人狼と吸血鬼は、手を組んで同じ敵を追うことになるが──。
「吸血鬼」小さな声で、クヴァルドが言った。「なんで、俺を?」
同じことを、ヴェルギルもまた自問していた。
何故、この男なのだ?
イムラヴの血を引く人狼は珍しい。だが、それだけが理由ではない。見事な毛皮に惹かれたからか? あるいは、哀れを催すほど真面目で高潔だから? 故郷の歌を見事に歌い上げたあの声のせいか? それとも、満たされない憧憬を抱えた彼に同情した?
わからない。これほど不確かなことがこの世に存在することを、いま初めて知った。
ヴェルギルは口の中で、〈嘘の守護者〉リコヴへの祈りを口にした。それから肩をすくめて、こともなげに言った。
「わたしは悪食でね」
それぞれの思惑を抱えつつ、激しく惹かれてゆくふたり。だが、ヴェルギルにはどうしてもクヴァルドを裏切らねばならない理由があった。やがてふたりの道行きに、国中を戦禍に巻き込みかねない陰謀の暗雲が立ちこめ──!?
異世界の島国・ダイラを舞台にした、ハイファンタジーBL《日月の歌語り》シリーズ1作目。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-10 14:03:22
268206文字
会話率:44%
◆◇カタブツ異端審問官×一途な砂漠の魔女(♂)◇◆
《あらすじ》
束の間の自由を手に入れるため、故郷アシュモールを逃れてダイラに密航した魔女マタルと、審問官ホラス。ある事件の最中に二人は出会い、手を組んだ。ホラスの幼馴染み・マギーを奪っ
た20年前の魔女狩り──その実行犯を狩るために。
7年の歳月を共に過ごし、身体だけの関係を続けながら、狂おしいまでの思慕を募らせてゆくマタルと、気付かぬふりをするホラス。
「お前が羨ましいよ、マタル」小さくため息をつく。「お前と同じくらい、俺も……自分のことを信じられたらいいんだが」
すると、マタルはそっと微笑んだ。
「あなたはそのままでいい」彼は言った。「あなたの分まで、俺があなたを信じるから」
いまようやく黒幕の正体に迫ろうとする彼らの前に、王都で発生した失踪事件が立ちはだかる。行方不明となった貴族の娘──彼女は魔女に変異していた。少女は自ら姿を消したのか? 彼女を狙う者の正体は?
謎を追うほどに、深まってゆく過去との共通点と陰謀の影──そして、無視できないほどに燃え上がる思い。
そんななか、新生エイルにはマタルの命を狙う刺客が現われ、ヴェルギルに助けを請う。
「〈呪い〉が生まれようとしているのです」
次第に浮き彫りになってゆく現実に打ちのめされながらも、真実を追い求めるマタルとホラスに、忍び寄る〈呪い〉の宿命。命を懸けて運命に抗うふたりがたどり着く先とは──!?
『腥血と遠吠え』に続く、ダークファンタジーBL《日月の歌語り》シリーズ第2巻。
一作目はこちら→https://novel18.syosetu.com/n3285io/
※『腥血と遠吠え』のクヴァルドとヴェルギルのリバがあります。お楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-24 22:44:05
218352文字
会話率:43%
第一章
神様のミスで異世界に転移することとなったハンナはBL本の世界が大好き。
だから、希望を聞かれて答えたのは『イケメンの貴公子達に溺愛される世界』。
転移した世界はハンナが願った通り、麗しい姿の金髪の貴公子レオナルドと栗毛のアル
ベルトが……。
ところが危機に陥ってしまい、その場で思い付いた名前を答えてしまうハンナ。
その名前は『ハンナ・ビーエル・ボンスキー』。
でも、あり得ない名前を答えたと思ったら、ボンスキー家は実在する貴族の家だったのだ。
その家名が元で何故かレオナルドの邸宅で使用人として働く事になったハンナ。
そこでレオナルドとアルベルトの秘密を知ってしまい、二人の交わりを観たい余りに、大失敗をしてしまう。
それでも、何故か危機を脱し、それどころか二人と親密な仲になり……戦争が差し迫るなか、二人の子を産んで欲しいとまで言われてしまう。
第二章
幸せの絶頂のはずのハンナだが、いつも不安感に苛まれていた。
その原因は偽りの名前ボンスキー家の事。
そして、そのボンスキー家から本物のハンナが来る事に。
偽人質のハンナを守ろうとする貴公子二人と、酷い目に遭いながらハンナの秘密を暴こうとする本物のハンナ。
二人の邂逅の時が迫る。
第三章
ハンナは自分の真実を知り、幸せに向けて生きて行く事を決意する。
でも、現実はなかなか上手く行かず、レオナルドとアルベルトと揉める日々。
三人の将来の為に選ばざるを得なかった辛い現実を受け入れるハンナ。
行く末に幸せが待っている事を信じて、ハンナは自分の道を歩んで行く。
そんなハンナの身に起こる奇跡。
神様が慮ったハンナの転移の本当の理由、そして彼女達の生きる世界のこれからが詳らかになり、ハンナ自身の幸せな夢が現実のものとなる時が来るのだった。
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異世界での華麗な貴公子たちのBLと、その二人に愛される事となる女性主人公の物語をコメディ要素多目で描いた作品です。
※「残酷な描写あり」は念のため。多分無いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 20:03:18
104594文字
会話率:46%
異端審問や魔女裁判がある世界。アデルは火刑に処された魔女の子だ。類なき美貌に目をつけられ、変態エロジジイ司祭に引き取られて夜な夜な性的奉仕を強いられていた。「そうだ、どうせエッチな奉仕をさせられるなら、王子様にしよう」思い立ったアデルは、領
主として新たに着任した第二王子ラグネルに、「僕を囲いませんか」と提案する。ちょっぴり脳みそが残念な美少年が悲壮感なく王子様に囲われながら、襲い掛かる異端審問を跳ねのけていくお話。8話以降毎日18時更新。全21話完結予定。えっちな回には「♡」をつけています。
攻)ラグネル:帝国の第二王子にしてアデルの暮らす地域の領主。秘められた魔力を持つ文武両道の王子。アデル以外には鬼対応。
受)アデル:魔女の子供で自分も魔法が使える。絶世の美少年だが若干脳みそが残念。恋愛という概念を知らない。得意な魔法は「服が透けて見える魔法」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 18:00:00
63841文字
会話率:38%
もうどうしようもないバッドエンドだ……。人生に行き詰まりを感じた伯爵家の嫡男エリオットが、偶然入った劇場で出会ったのは「とにかくなんでもハッピーエンドにする劇」をやっている貧乏俳優、レジーだった。レジーのパフォーマンスに尊死寸前になったエリ
オットは、レジーを激推しし、応援することを決意する。同居も開始してハピエンか? と思いきや、エリオットの不憫な家庭環境が、エリオットを追いかけてくる。果たしてレジーのハピエン力(りょく)は、不憫攻エリオットを救えるのか? その他ヤレヤレ系幼馴染、人外のじゃショタジジイ、イケオジ、ババアなどがわちゃわちゃしながら、芝居をやったり、因縁魔法バトルをしたり、セッッしたりする話です。
攻)エリオット:家出した貴族。魔法が使える。家庭環境がかなりエグい。レジーを激しく推すガチ恋勢。
受)レジー:貧乏劇団で一人芝居を演じている貧乏俳優。かわいい。意外と耳年増でエロい。
・異世界というかヴィクトリア朝英国っぽいパラレルワールドな感じです。
・全27話くらい。毎晩18時更新予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 18:00:00
76910文字
会話率:37%
平凡なゲイの男子高校生だった俺は、ある日プレイしていたオープンワールド系アクションRPGの世界に転生してしまった。ここでの俺は山賊団の首領アクセル。山賊としてお気楽に活動してたんだが、ある日襲撃してきた帝国のイケメン聖騎士クエイドに、出来心
でエッチなことをしたら、それ以来熱烈に執着されるようになってしまった。やめろ俺はそんなつもりじゃなかったんだ!……え? クエイドも転生者? しかも元クラスメイト? やっべー! どうすりゃいいんだ!? ……と思っているうちにズブズブのぐちゅぐちゅの関係になってしまったばかりか、全土を巻き込む、バトルと純愛とエロが錯綜する大冒険に……。
※少年マンガや特撮の熱さと巨大感情と関係性に、BLをぶちこんだ、バトル、ホモ、バトル、ホモ、みたいな感じのお話です。
※メインカプ:【攻】イケメン脳筋正義漢執着系聖騎士(黒髪短髪)×【受】目つきの悪い金髪ツンデレ(というか恥ずかしがりっ子)美少年系山賊
※洋ゲーっぽい雰囲気のゲーム設定で、文明レベルは中世初期くらいです。戦をしてるのでモブや小悪党は、わりとホイホイ死にます。暴力表現はPG12程度。流血表現がある少年マンガくらいをイメージしていただければよいかと。
※他にも、サブキャラ同士のホモカップル、百合カップル、おねショタなどが出てきますが、ホモカップル以外はキャラ設定程度の描写で健全です。
※18禁エロ回にはサブタイに★を付けています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-12 18:00:00
133004文字
会話率:35%
厳寒の地、グライブに出現したのは氷の大樹、フリーレン。曇天を裂き、逆さに伸びる枝が地に触れたれば土地は滅ぶという。
大樹の手がかりは五枚の石版、解読できるのは言語学者のみ。
災厄により二年の余命宣告を受けた吸血種達の元へ、隣国からの使者が訪
れる。
主人公カリヴァルドは種族性管理を担う立場から賓客を遇し、彼の妹ノウェルズは言語学者として古語の解読を急ぐ。
国の大事に足並みを揃える兄妹だったが、その関係は死と性とに糜爛していた。
(2024/修正済)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 19:11:49
63856文字
会話率:35%
雪深き土地、グライブ。曇天より逆さに生えた「氷の樹」の出現を契機とし、この地に住まう単一種族、吸血種達は二年の余命宣告を受ける。岐路に立たされた彼等に差し迫るのは、美しき滅び。
※この作品は「AOchobire HP」にも掲載してい
ます。作品掲載ページURL(https://aochobire.wixsite.com/aochobire/arroganz)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-10 01:33:58
43900文字
会話率:35%
特異な種族性をもつ吸血種達が暮らす、雪深い土地グライブ。曇天より逆さに生えた「氷の樹」により、彼らは二年の余命宣告を受ける。主人公のカリヴァルドは、公爵の立場から諸問題に対処し、彼の妹ノウェルズは氷の樹に関する研究を行う。岐路に立たされた彼
等に差し迫るのは、美しき滅び。
土地の問題と、これに取り組む兄妹の相姦関係を軸としたファンタジー作品。
※予告無く本文の修正を行います
※一部にドイツ語が使用されていますが現実と関わりはありません
※成人向けに該当する話数にr18表記をします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-11 20:56:16
39523文字
会話率:37%